ウエディングについて
人生で最も輝く日のために。ドレスが映える「美姿勢」の作り方
ご結婚を控えた皆様、心よりお祝い申し上げます。
ウエディングドレス選び、ヘアメイク、エステ…人生で最も美しく輝くその日のために、たくさんの準備を進めていらっしゃることと思います。
その準備の中に、ぜひ加えていただきたいのが「トレーニング」です。
ブライダルに向けたトレーニングは、単に「痩せる」ことだけが目的ではありません。 私たちが目指すのは、ドレスを「着こなす」ための、健康的でしなやかなボディラインと、自信に満ちた「美しい姿勢」を手に入れることです。
どんなに高価で素敵なドレスも、猫背で肩が内側に入っていては、その魅力は半減してしまいます。 逆に、背筋がスッと伸び、デコルテ（胸元）が美しく開かれ、キュッと引き締まったウエストラインがあれば、シンプルなドレスでさえも格別に美しく着こなすことができます。
特にウエディングドレスは、背中やデコルテ、二の腕など、普段はあまり意識しない部分が露出されるデザインが多いものです。 これらの部分は、エステやマッサージだけではなかなか引き締めが難しい、まさに「筋肉」がそのラインを左右するパーツです。
また、結婚式の準備期間は、何かと忙しく、精神的にもプレッシャーがかかりがちです。 適度な運動は、ストレスを発散させ、心身のコンディションを整える上でも非常に効果的です。 当日の緊張した場面でも、体幹がしっかりしていれば、堂々と、優雅に振る舞うことができるはずです。
エステのような「外側からのケア」と、トレーニングという「内側からのボディメイク」。 その両方を組み合わせることで、人生最良の日を、最高のコンディションで迎えることができるのです。
お勧めのトレーニングについて
鍵は「背中」と「二の腕」。ドレスラインを美しく見せる集中ケア
ウエディングドレスを美しく着こなすために、私たちが集中的にアプローチすべきは、ずばり「背中（肩甲骨周り）」と「二の腕（上腕三頭筋）」、そして「デコルテ」です。
ご自宅でもできる、おすすめのトレーニングをご紹介します。
1つ目は、「リバース・プランク（肘つき）」です。 床にお尻をついて座り、両膝を立てます。両肘を肩の真下より少し後ろにつき、指先はお尻に向けます。 そこから、息を吐きながらお尻を持ち上げ、膝から肩までが一直線になるようにキープします。 この時、肩甲骨をぐっと寄せて「胸を開く」ことを強く意識してください。 これは、猫背の改善、デコルテラインを美しく見せること、さらに二の腕の引き締めにも同時に効果がある、ブライダルに最適なトレーニングです。
2つ目は、「アームサークル（肩甲骨回し）」です。 背筋を伸ばして立ち（あるいは座り）、両腕をまっすぐ横に伸ばします。 その状態から、肩甲骨から大きく動かす意識で、腕全体で「小さな円」を後ろ向きに描きます。これを30秒ほど続けます。 地味な動きですが、二の腕の裏側と、背中の肩甲骨周りに効いているのが分かるはずです。血行が良くなり、むくみ解消にも繋がります。
ドレスから覗く、ぜい肉のない引き締まった背中。 華奢で美しいデコルテライン。 そして、振袖のようにたるんでいない、スッとした二の腕。
これらは、正しいトレーニングで必ず手に入ります。 私たちパーソナルトレーナーは、皆様の「このドレスを、こう着こなしたい」という具体的なイメージを共有し、その日に向けて、最も効果的なプログラムをオーダーメイドで作成します。 自信を持ってバージンロードを歩く、その最高の後押しをさせてください。
